渡邉 真帆

教育実践学分野

言語

専門領域

幼児教育、保育実践、保育環境、質的研究


研究テーマ


研究の詳細

私は子どもと保育環境との関係を考えることを中心に研究してきました。保育者の温かいかかわりは、子どもにとって大切ですが、ずっと一人のそばにいられるわけではありません。一方、保育者が意図や願いを込めて構成した環境は子どもの周りにずっとあります。そこで、子どもたちの園生活を環境の視点から捉えることにしました。これにより、子どもにとっての環境の役割や意味が明らかになると同時に、子どもの行動をつぶさに捉えられました。明らかにした内容は、保育者にとっては当たり前のことかもしれませんが、「今のこの子にとってのこの環境の意味」を学術的に言語化し発信することは、社会的に保育の意義をアピールすることに繋がります。現在は、環境に限らず子どもへの直接的かかわりを含む、保育者の専門性についても研究しています。これらの研究では、経験や意図、意味、考え方などを明らかにするため、質的研究として取り組むことが多いです。


主な研究業績

researchmapよりご覧いただけます。


指導可能なテーマ

保育実践に関わるテーマ(子ども、保育者、遊び、環境など)や、幼年期(乳幼児期から児童期のはじめ頃)の子どもを対象とした実践に関わるテーマについて指導可能です。子どもたちは、園生活を送る中で保育者や友だち、遊具や自然、文化などの環境とかかわっています。こうした経験やその支援は一つ一つが唯一無二です。実践を丁寧に掘り下げて考え、子どもたちの今や未来に向けて知見をひとつ積み上げませんか。質的アプローチを主に用いますので、人々の営みを観察やインタビューという手法でデータとして収集し、プロセスや構造、背景を分析するスタイルをとっています。


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